Outlookリソース権限設定(備忘録)その2

1.予定あり問題

1.1表示権限付与

Outlookカレンダーを初期設定で立ち上げると、会議室や設備予約は”予定あり”という表示になります。

これは各リソースの初期権限が”AvailabilityOnly”になっているためです。

件名や場所を表示したい場合は、”Reviewer”にする必要があります。

以下のコマンドを投入することで、変更可能です。

Set-MailboxFolderPermission -Identity “xxxx@xxxx.com:\予定表” -User Default -AccessRights Reviewer

※注意
日本語環境の場合、”xxxx@xxxx.com:\予定表”の”\予定表”となっていると思いますが、Microsoft365の初期立ち上げ時に英語を選択していた場合は、”\Calender”となっています。

どちらになっているかを確認する場合は以下のコマンドで確認してください。

Get-MailboxFolderStatistics -Identity xxxx@xxxxx.com | Where-Object {$_.FolderType -eq “Calendar”} | Format-Table Name,FolderPath

▼出力結果例
Name FolderPath
—- ———-
予定表 /予定表

 

1.2タイトル表示

Reviewer権限に変更すると、リソースに予約者名が表示されます。
これだけでも良いというお客様もいらっしゃいますが、件名も表示したいという場合は、別の設定も必要です。

Set-CalendarProcessing -Identity “room02@chiba-tv.com” -DeleteSubject $false -AddOrganizerToSubject $false

▼コマンド解説

  • DeleteSubject → False ・・・・会議出席依頼の件名を削除しない
  • AddOrganizerToSubject → False ・・・会議の開催者の名前を会議出席依頼の件名として使用

上記のコマンドをいれることで、予約時の件名がリソース上に表示されるようになります。

2.リソースの編集権限

会議室や設備に対して、特定のメンバーに分類を付けさせたいというニーズがあります。

2.1編集権限を付与

リソースに分類を付けるには、編集権限が必要です。
予定あり問題でも書きましたが、リソースの初期権限は”AvailabilityOnly”です。

予約の情報を表示するには”Reviewer”の権限が必要です。

更に予約に対して何かしらの変更を加えたい場合は、”Editor”権限が必要です。

特定のメンバーに編集権限を与える場合、リソースに対してユーザーまたはグループを指定して設定します。

Add-MailboxFolderPermission -Identity “xxxx@xxxx.com:\予定表” -User “グループ名またはメールアドレス” -AccessRights Editor

※グループ指定の場合

グループを指定する場合、セキュリティグループで設定してください。